決算年度最終日 来年の展望

会社のブログなので、大みそかの本日、2017年のビジネスの振り返りをしたい、と思いますが…。

 

まず、今年は子育てで色々ありました。周りの方に、相談や半分愚痴も聞いていただいたりしました。一部、仕事でご迷惑をおかけした方もいました。支えて頂いた皆様、本当にありがとうございます。

 

細かいことは本日は書きませんが、教訓としては「自分の子どもでも、自分の想定内の枠には収まらない」ということでしょうか。ポジティブなとらえ方としては、持ってる可能性は無限大。一方、私の想像の及ばないことを考え、動く。「うちの子に限って」価値観が崩壊した一年でした。また、そういう価値観を、やはり持ってしまっているのだと気づいた1年でもあります。本当はビジネスでもっと考えるべきことがあったはずですが、特に最後の四半期については、そんな余裕がなくなってしまいました。

 

しかし、独立してやっているからこそ、このワークライフバランス(ちょっとプライベート重視になってしまった)を作れたのだから、これで良かったのだと思うことにします。

 

さて、本日は、第2期の最終日ですので、今年の経営数字の確認と、来年の売上目標を設定しました。売上を設定するのは、ひとつには、来年の行動計画のベースになる、ということですが、それ以上に現実的な理由は、法人として、役員報酬を決めなければいけないからです。正確には、決算年度開始から3か月以内に決定しなければいけません(それ以降の変更は、原則不可)。

 

※ちなみに、士業の方で公的機関との仕事を重視したい方の決算期は、断然4月がよいですよ!公的機関は4月が年度初めでそのタイミングで仕事が始まるものも少なくないからです。

 

今年は、新たな職場での従事が始まり、新しいチャレンジもいくつかできました。一方、「自分の名前」「自分の会社の名前」で行う仕事を増やしたい、という年初の目標は、あまり達成することができませんでした。来年は、もっと「自分の名前」「自分の会社の名前」で表に出ることも増やし、そうした仕事を増やせるようにしたいと思います。また、「自分の商品/サービス」を作ることも目標です。中小事業者を支援できる方法はたくさんありますが、自分が作ったプロダクトがどこかの事業者の力になるとしたら、こんな幸せなことはないと思えるからです。そのために何をすべきのか?おぼろげには頭にあるのですが、この休みのうちに明確にして、休み明けから動けるようにしたいです。子どもとも遊びたいし、課題図書も読みたいので、やることいっぱいですが(笑)

 

それから、今年の活動の中で感じたこと。私は1976年生まれの41歳(今日まで本厄、明日から後厄)ですが、これからの社会(地域社会も、大上段に言うと日本も)が元気であるために、頑張るべきは我々世代ではないか?という思いを強くしています(※明確な年齢の上限、下限はないですが)。企業においては、自分より上の世代もいるし下の世代もいる。いわゆる「中間管理職」世代であるが、趨勢としてはどんどん上が重くなって、しんどいことも多い(…たぶん)。でも、上にも下にも影響を及ぼすことができるはずの世代。起業を志望する上では、企業での経験や家庭、地域社会での経験を踏まえて、地に足のついた事業構想ができる世代。家庭的には、子育て世代。将来の世の中を支える子どものために、自分の子どもに、社会に何ができるのか。ぼーっとせずに考えるべき世代。我々世代の頑張りが、10年後、20年後、30年後の社会を決めるはず。子どもたちの生きる社会の在り方を決めるはず。そんなわけで、同世代を盛り上げること、一緒に頑張る取り組みを少しずつやっていきたい。こちらはまだ具体的な行動のイメージはないので、少しずつ考えていきたいテーマです。

 

今年1年、ありがとうございました。来年も、どうぞよろしくお願い致します。

 

※写真は、2016年1月15日、法人化した日に法務局で登記を済ませた後に横浜の鶴見神社にお参りに行った時の写真。あの日の空の青さは、今でも鮮烈に記憶しています。私にとっての「初心」の象徴です。