7/11(月)
こども視点アイデアソン~こどもが歓迎される社会を生み出す新しい商品・サービスを考えよう~
に参加しました。
http://tips.smrj.go.jp/events/20160711childideathon/
今回、参加した動機は2つ。
①3児の親として、育児のヒントをもらうこと
②メーカーの商品企画時代にはアイデア検討などよく行っていたが、最近はあまりしていないので「昔取った杵柄」を錆びさせないこと
内容は2部構成で
まず、子ども目線を獲得するインプットの時間。
子どもの動画を見てディスカッションしたり、自分の「コドモ力をチェック」してみたり。
個人的に一番勉強に残ったのは「子どもの視野は狭い」ということ。
「チャイルドビジョン」というアイテムで、子ども視野を疑似体験しました。
http://www.honda.co.jp/safetyinfo/kyt/partner/partner3.html
(自動車メーカーホンダのHP。チャイルドビジョンが手作りできます)
何で子どもは隅々の片づけが出来ないんだろう?
何でそこに見えてる(はずの)探し物に気づかないんだろう?
常々思っていた疑問(というか不満)が一瞬にして晴れる思いでした。
こうした体験を通して
「子どもが大人視点を持つことは難しいが
かつて子どもだった大人が子ども視点で考えることは意識すればできる、
大人には”子どもスイッチ”がある」
講師の方の言葉を、体感することができました。
後半は、実際にアイデアを作っていきました。
個人ワークとグループワークを織り交ぜながら
自分のアイデアを完成させていきます。
「もらった意見で商品アイデアをブラッシュアップする」
という活動も、久々に思い出しました。
最終的に私は2つシートを作りました。
そのうち、参加者の皆さんから評価して頂いたのが
「こどもが楽しく片付けできるアプリ」
たぶん私に似てしまったのだろうけど、
上の子2人とも、きちんと片付けができない…。
「子ども視点」で考えてみると、
彼らにとっては片付けする目的が特にないし、
モチベーションがないのだと思いました。
しかも、視野が狭いから把握もしきれないし…
といった課題を解決するのに、
どうやったらモチベーションを与えることができるだろうか?
やっぱり今日(きょうび)はアプリかな、ということで、
部屋をカメラで撮影すると、
片付けてできている状態を100点として
点数を付けてくれるアプリを考えました。
・・・出来る人がやればすぐできてしまいそうな。
3時間の活動を通して思ったのは、
子ども視点に完全に経つことは難しいけれど、
まずは「お仕着せ」をやめることから始めたい、ということ。
また、アイデア発想~ブラッシュアップのための
色々な技法を教えてもらうことができたので、
今後、活用していきたいと思います。
夜7時から10時というなかなかハードな時間割でしたが、
充実した時間を過ごすことができ、疲れたけど、満足でした。
コメントをお書きください